リョービのトリマーMTR-42がおすすめの理由と特徴【徹底解説】

リョービのトリマーMTR-42がおすすめの理由と特徴 【徹底解説】

京セラ、旧リョービのトリマーにはさまざまなモデルが販売されていますが、中でも人気なのがMTR-42です。リョービのトリマーといえばこのモデルの名前をよく聞くことも多く、どのような機能・特徴があるのか気になるところです。
そこで今回は、リョービのトリマーMTR-42が人気の理由を徹底解説していきます。

リョービのトリマーMTR-42とは?

リョービのMTR-42とは、従来の構造・機能を全く新しい形にモデリングしたトリマーで、アメリカの老舗電動工具メーカーDEWALT(デウォルト)の画期的なトリマーの機構を搭載したモデルです。
ビット(替刃)交換や刃の出し入れなど、これまでの使い勝手と比較すると格段に扱いやすくなっており、このような形状からアマチュアからはもちろん、現場のプロからも注目されています。

カタログによるメーカー希望小売価格は16,600円(税別)となっていますが、ネット通販のAmazonなどでは10,000円程度のリーズナブルな価格で販売されています。

リョービトリマーMTR-42の4つの特徴

では、リョービのトリマーMTR-42には、従来のモデルと違いどのような構造・機能を備えているのでしょうか。トリマーの使い勝手を格段に変える4つの特徴について以下で見ていきましょう。

①切込深さ(ビット)の微調整ができる

ロゴが記載されている中央のダイヤルリングを回すことで、切込み深さに関わるビットの出具合を微調整することができます。
また、従来ベースの固定方法はナット式でしたが、MTR-42はワンタッチクランプ式なので、よりスムーズなビット調整ができるようになっています。
ワンタッチクランプ式のリョービモデルには、MTR-42の他にTRE-60Vが対応しています。

②スピンドルロック機能が付いている

通常、トリマーのビット交換といえば、2本のスパナを使用してナットの締緩を行いますが、リョービのMTR-42の場合はスパナ1本で交換することができる「スピンドルロック機能」が備わっています。
スパナ2本でのビット交換はなかなか手間で大変なため、特に初心者はスピンドルロック機能が付いたMTR-42がおすすめされます。

③逆さ置きができる

MTR-42には逆さ置きができるという他とは違う特徴もあります。というのも、通常のモデルは持ち手の上部先端からコードが出ているため、逆さ置きすることができません。一方、リョービのMTR-42は上部の側面にコードが付いていることから、逆さ置きをすることが可能です。
逆さ置きができるメリットは、やはりビット交換や調整時のやりやすさと言え、他にはない快適な魅力でしょう。

④誤作動が起こりにくい

通常のトリマーの場合、手が電源スイッチに当たって誤作動を起こすというケースがよくありますが、MTR-42では逆さ置きの使い方を想定していることもあり、手が当たるようなスイッチになっておらず、誤作動を起こすことがありません。

リョービトリマーMTR-42の嬉しい付属品

リョービのトリマーMTR-42には、他のモデルとは違う画期的な構造・機能が備わっていることが分かりましたが、さらに嬉しい付属品もセットになっています。

・片口スパナ(17mm)

ビットを交換する際に必要になるスパナです。
先述したように、MTR-42はスピンドルロック機能が付いているため、スパナ1本でビット交換が可能です。

・ストレートガイド

主に直線の溝掘り加工をする際に、材料の側面に当てながら使用するガイドです。ガイドの使い方を変えることで、円切り加工(サークルカット)にも活用することができます。

・超硬ストレートビット(6mm)

溝掘り加工をするためのストレートビットです。
面取り加工をしたい方は、別途で面取り用ビットを購入する必要があります。

・コレットチャック

AmazonのトリマーMTR-42には、本体単品の商品の他に、トリマー本体に6.35mmのコレットチャックがセットになったオプション商品もあります。
コレットチャックとは、トリマーの軸にはめ込む変換アダプターのようなもので、例えばリョービのMTR-42は取付ビット軸径が6mmですが、間違えて6.35mm(1/4)のビットを買ってしまった場合に変換して使用することができます。
これは他にはないオプションアクセサリーなので、MTR-42を購入する際はセット商品を選ぶことがおすすめでしょう。

あわせて購入したいアイテム

リョービのトリマーMTR-42を購入する際、せっかくなら別途であわせて購入をおすすめしたい便利なアイテムもあります。

・京セラ(Kyocera) 旧リョービ トリマー用集じんアダプタ TRE60V/MTR42用 6077371

こちらはMTR-42専用のリョービから販売される集じんアダプターです。トリマー本体に集じんホースをセットで使用することで、作業中に木くずが舞いにくくなり、粉塵飛散を防止することができます。
専用の集じんホースはコストが高いため、手軽に購入できる洗濯機排水延長ホースを代用することがおすすめです。
加工時の粉塵が気になる方は、あわせて集じんアダプターもチェックしてみましょう。

まとめ

これまでに、京セラ旧リョービのトリマーMTR-42の特徴や魅力についてご紹介してきました。通常のトリマーと比較すると、構造や使い勝手が大きく違うことが分かりましたね。Amazonでの口コミ評価も高くレビュー数も多いので、購入の際に参考すると良いでしょう。