電動ドリルの安いおすすめモデルランキング3選!【保存版】

家具の組み立てやちょっとしたDIYなどで、手軽な電動ドリルが手元にほしいという方も多いでしょう。とはいえ、あまりに安い電動ドリルでは不安ですし、安いものとはいえ、DIYなどでも問題なく使えるスペックはしっかり確認しておきたいものです。

そこでこの記事では、最低限知っておきたい電動ドリルの基礎的な知識から、手軽に買える電動ドリルの安いおすすめモデルをご紹介していきます。

これだけは知っておこう!電動ドリルの基礎知識

初めて電動ドリルを購入する方にとって、店頭に展開されるドリルはどれも同じに見えるもので、案外適当に選んでしまう方も少なくないでしょう。しかし、家庭用の電動ドリルを選ぶうえでは、最低限押さえておくべき基礎知識があります。
それは、一見混同されがちな電動ドリルとインパクトドライバーの違いです。

電動ドリルとインパクトドライバーの違いとは

まず、穴あけやネジ締めをする電動ドライバーには、主に電動ドリル(ドリルドライバー)とインパクトドライバーの2つの種類に大別されます。

【電動ドリル(ドリルドライバー)】
電動ドリルとは、先端工具を回転させることで穴あけやネジ締めを行う一般的な電動ドライバーです。ドライバーというとこちらの電動ドリルが馴染み深く、家具の組み立てや簡単なDIYなど、ホームユースで手軽に使われています。インパクトドライバーよりも安い価格で展開され、エントリー用のドライバーとしておすすめです。

主な特長としては、

  • 穴あけ作業に特化している
  • 回転速度の調節ができる
  • さまざまなビットに対応できるチャック形状

という点が挙げられます。

【インパクトドライバー】
電動ドリルと一括りにされがちなインパクトドライバーは、回転に打撃・衝撃(インパクト)をプラスしたよりパワフルな電動ドライバーで、本格的なDIYやプロの現場で多く使われています。電動ドリルと比べると、比較的高い価格で展開されています。

主な特長としては、

  • ネジやボルト締めに特化している
  • パワーを必要とする大工仕事に向いている

という点が挙げられます。

反対に、電動ドリルと違い、回転速度のコントロールができないので、用途に合わせて速度を調節することができません。そのため、作業をしながら覚えていく初心者よりは、工具の扱い方に慣れた人向けと言えます。したがって、初心者で安く手軽なドリルを求める方は、インパクトドライバーよりも電動ドリルがおすすめされます。

電動ドリルを安く買うためのポイント

家庭でのDIYなどでは、手軽に買える安い電動ドリルは重宝されるものですが、よく知らずに適当に買ってしまうと、のちに追加でお金がかかるなど思わぬ出費につながります。買ってから後悔しないためにも、安く・賢く買うためのポイントを事前にしっかり押さえておきましょう。

電源はコード式がおすすめ

屋内外問わずどこでも持ち運べる充電式は利便性が高いですが、バッテリーの交換で追加コストがかかってしまいます。そのため、本体の購入だけで済ませるなら、コンセントから給電するコード式がおすすめでしょう。

また、コード式は安定性に優れていることから、パワーのある製品が多いこともメリットです。

小型の電動ドライバーも視野に

手軽で安いものを購入するなら、小型電動ドライバーもおすすめです。小型電動ドライバーは、通常の電動ドライバーよりも小ぶりであることが特徴で、価格も安く購入しやすい手軽さがあります。また、コンパクトなので持ち運びや収納性に優れていることも魅力でしょう。

ホームセンターで購入する

ホームセンターといえば、生活用品から特殊な工具用品まで幅広く豊富なアイテムが充実し、かつ安く購入できるコスパ最強の大型小売店です。電動ドリルも手軽なものからプロ御用達のものまでと品揃え豊富なので、できるだけ安く購入するならホームセンターは必見でしょう。

CAINZで大人気のKumimokuの電動ドリル

電動ドリルデビューする初心者におすすめの電動ドリルとして、今注目されているのがCAINZ(カインズ)の「Kumimoku ACドリル&ドライバーKT-01」です。

Kumimokuとは?

そもそもKumimokuとは、カインズが手掛けるオリジナルの電動工具ブランドで、家庭でのDIYをより身近に、より手軽に楽しむためのDIYツールが展開されています。品質・コスパ・デザインと3つの点から定評があり、電動ドリルに関しては、さまざまなメーカーがある中でも特にKumimoku製品の人気が高いです。

Kumimoku ACドリル&ドライバーKT-01とは

Kumimokuの電動ドリルにも展開される種類はいくつかありますが、中でも「Kumimoku ACドリル&ドライバーKT-01」は安いおしゃれなエントリーモデルとして人気があります。その理由としては、以下の3つのポイントが挙げられます。

  • 一般的な電動ドリルに比べて激安
  • こちらの商品は店舗価格が3,280円(税込)で、流通している一般的な電動ドリルに比べると非常に安い価格で販売されています。そのため、電動ドリルデビューする方には敷居が低く、手軽に手にできる嬉しいドライバーモデルと言えます。

  • 振動が少なく静音性に優れる
  • ネジの締め付け力を表す最大トルクが7.8N・mと低めのため、初めて電動ドリルを手にする方には振動が少なく優しい性能と言えます。また、パワーが控えめなぶん、静音性に優れたメリットがあります。

  • 無段変速でスピード調節ができる
  • トリガーの引き具合で回転速度の調節ができる点も、初心者には扱いやすいポイントです。まずはゆっくり回して重心をしっかり定めるなど、速度の調節は初心者には肝心でしょう。

ただし、注意したいのはトルクが控えめな点です。家庭でのDIYに適したトルクが20N・m前後と言われているので、それに比べると本製品はかなりパワーが抑えられています。そのため、素早くパワフルな作業には不向きなため、あくまでちょっとした穴あけやネジ締めなど、初心者のエントリーモデルと考えましょう。

amazonの電動工具で人気のハイチカもおすすめ

ネット通販でメジャーなamazonでは、ハイチカ(HYCHIKA)の電動ドリルが売れ筋のヒット商品として注目されています。ハイチカは中華系の電動工具メーカーで、商品価格は3,000円程度とこちらもかなり安い価格帯で展開されています。

ハイチカの電動ドリルの性能・仕様を見てみると、充電式のバッテリータイプ(リチウムイオン)で、トルクは6N・m、正逆転スイッチ付きで、さらにLED照明機能・変形ハンドルが付いています。

一般的な安い電動ドリルと性能はほとんど変わりませんが、人気の理由としてはやはり安い価格帯である点、そして、豊富なビットやレンチがセットとして付属されている点です。

付属されている詳しいセット内容は、

  • ミニラチェットレンチ
  • ドリルビット
  • 延長アダプタ
  • 六角ソケット×5
  • 約30種類のドライバービッド

とかなり充実しています。
また、ハードケースの収納ボックス付きなので、持ち運びにも便利です。安いのでそれなりの機能性と考えるべきですが、レビュー数が多いので購入の際に参考にしてみると良いでしょう。

アイリスオーヤマのコスパ抜群&強力な電動ドリル

最後にご紹介するのは、Youtuberに紹介された「アイリスオーヤマ 電動ドライバー10.8V JCD28」です。こちらはamazonでのレビューが1,000件越えとかなり注目されている人気商品で、店舗での販売価格が6,460円(税込)、amazonでは割引された安い価格で販売されています。

性能・仕様を見てみると、バッテリー式の充電タイプ(リチウムイオン)、最大トルクは28N・mと強力で頼もしく、クラッチ機能は13段階にトルクの調節が可能です。また、回転速度を2段階に切り替えられるスピード調節機能も搭載され、LEDライトも付いています。

この時点で、値段的にもかなり高機能でコスパが良い製品と言えますが、さらに注目したいのは、多彩なビットが付属されているという点です。
詳しいセット内容は、

  • プラスビット×4
  • マイナスビット×3
  • 六角ビット×3

となっており、さらに充電器とACアダプターも付属されています。
使い勝手の良い機能性に加え、なによりパワフルなトルクは家庭のDIYでも大いに活躍してくれる優れモノです。安く、かつ安心して使える電動ドリルとしてイチオシの製品と言えるでしょう。

まとめ

トルク数の低い安価な電動ドリルは、あくまで初心者用のエントリーモデルと考えるべきです。さらに一歩進んだDIY作業などをするのであれば、トルクのあるパワフルなもので、使い勝手の良いそれなりの価格帯の電動ドリルを購入するのが良いでしょう。ただし、アイリスオーヤマのモデルのように、amazonで安く購入できるうえにパワー・機能性も申し分ないものもあります。よくチェックし、後悔のない電動ドリル選びをしてくださいね。